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第49回

第49回美容師筆記試験問題
(令和 6年 3月 3日)


関係法規・制度及び運営管理

問題1 美容師法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 公衆衛生の向上に資することで国民全体の利益を図っている。
(2) 美容業の経営の健全化を促進することにより、美容業の振興を図っている。
(3) 美容の業務が適正に行われるように規律している。
(4) 美容師の資格を定め、美容師の免許を受けたものでなければ美容業を業と
   してはならないとしている。






問題2 美容師の免許に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 免許の申請に当たっては、伝染性の疾病の有無に関する診断書を添付しな
   ければならない。
(2) 他の都道府県に住所を変更したときは、速やかに美容師名簿の訂正を申請
   しなければならない。
(3) 業務停止処分となったときは、速やかに処分を行った者に免許証(免許証
   明書)を提出する必要がある。
(4) 免許証(免許証明書)を紛失したときは、住所地の都道府県知事に再交付
   を申請しなければならない。






問題3 次のうち、美容師の免許取消処分の対象となるものはどれか。

(1) 美容法の規定による業務の停止処分に違反して、業務停止の期間中に美容
   の業をした場合
(2) 美容師法等で定める衛生上必要な措置を講じなかった場合
(3) 伝染性の疾病にかかり、その就業が公衆衛生上不適当と認められる場合
(4) 美容師法の政令又は都道府県等の条例で定める特別の事情がないにもかか
   わらず、美容所以外の場所で美容の業をした場合






問題4 管理美容師に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 美容師が1人だけであっても、美容師以外の従業者が常時1人以上いる美
   容所は、管理美容師を置かなければならない。
(2) 管理美容師は、美容師の免許取得後3年以上経過し、厚生労働大臣が指定
   する講習会の課程を修了した者でなければならない。
(3) 美容所の開設者が管理美容師となる要件を満たす場合は、開設する複数の
   美容所の管理美容師となることができる。
(4) 美容所開設の届出には、管理美容師の氏名のほかに、その者の住所も届け
   出なければならない。






問題5 美容所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 美容所を開設しようとする者は、営業を開始する前に都道府県知事等に開
   設の届け出をしなければならない。
(2) 要件を満たせば、自動車を使用した移動美容所の開設が認められる。
(3) 美容所と理容所を同一の施設において重複開設することは、いかなる場合
   でも認められない。
(4) 相続等により美容所の開設者の地位を承継した者は、遅滞なくその旨を届
   け出なければならない。






問題6 美容師法に基づく美容所の検査に関する次の記述のうち、正しいものは
    どれか。

(1) 都道府県知事は、美容所の術生上必要な措置の実施状況と併せて経営状況
   についても立入検査を行わせることができる。
(2) 立入検査は、行政から委託された生活衛生監視員によって行われる。
(3) 立入検査を妨げた場合には、そのことにより美容所の閉鎖処分となること
   がある。
(4) 美容所の構造設備について確認検査を受けずに美容所を使用した場合には、
   罰金に処されることがある。






問題7 生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律に基づく生活衛
    生同業組合に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 営利を目的として設立された組織である。
b 組合員としての加入や脱退が任意にできる。
c 振興指針に沿って振興計画を定めることができる。
d 営業方法についての組合員間の協定を制約なく定めることができる。

(1) aとb   (2) bとc
(3) cとd   (4) aとd
2 





問題8 税金に関する次の記述のうち、正しいものの組合せばどれか。

a 法人税や個人経営の場合の所得税は、利益が出ていなくても納めなければなら
 い税金である。
b 雇用主は、従業員の給与から源泉所得税を預かり、原則としで翌月10日までに
 税務署に納める。
c 申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則とし
 て追加の税が課されることになっている。
d 個人経営の事業者は、毎年1月15日までに税務申告書を税務署に提出しなけれ
 ばならない。

(1) aとb   (2) bとc
(3) cとd   (4) aとd






問題9  労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 労働者が使用者の別居の親族である場合は、労働基準法が適用される。
(2) 雇用契約を結ぶときは、労働者に契約期間や賃金等の労働条件を明示しな
   ければならない。
(3) パートタイムの労働者に対しては、年次有給休暇を与えなくてもよい。
(4) 労働時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休息時間を労働時
   間の途中に与えなければならない。






問題10 医療保険制度に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはど
     れか。

a 美容所の従業者で、健康保険などの被用者保険や後期高齢者医療制度に加入し
 ていない者は、国民健康保険の対象となる。
b 70歳以上の者はすべて、後期高齢者医療制度の被保険者となる。
C 健康保険の療養の給付における一部負担金の割合は、年齢にかかわらず、かか
 った医療費の3割である。
d 健康保険、国民健康保険ともに高額療養費制度がある。

(1) aとb   (2) bとc
(3) cとd   (4) aとd








衛生管理

[公衆術生・環境衛生]

問題11 母子保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 妊娠したことを市町村に届け出ると、母子健康手帳が交付される。
(2) 乳児の生存は、出産前も含めた母体の健康状態の影響を受ける。
(3) 医療機関等での妊婦の健康診査では、病気のある妊婦が対象である。
(4) 1歳6か月児や3歳児の健康診査では、心身の異常の早期発見や栄養指導
   が行われている。






問題12 生活習慣病と健康増進対策に関する次の記述のうち、誤っているもの
     はどれか。

(1) 生活習慣には、食事や運動、喫煙が含まれる。
(2) メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、30歳以上
   60歳未満の人が対象である。
(3) 生活習慣は、心疾患の発病に関与している。
(4) 「健康日本21(第2次)」は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指し
   ている。






問題13 糖尿病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 1型糖尿病の主たる原因は、食事や運動などの生活習慣である。
(2) 進行すると、肝機能障害や網膜症などを合併することがある。
(3) 心臓病の危険因子の一つである。
(4) 発症予防や重症化予防が、健康寿命の延伸につながる。






問題14 室内の照度と照明に閲する次の記述のうち、誤っているものはどれ
     か。

(1) 室内の照度が不適当な場合は、近視、眼精疲労、頭痛、作業効率の低下な
   どを起こすことがある。
(2) 一般に日常生活に不自由のない明るさは、20~30ルクス程度である。
(3) 理容所及び美容所における衛生管理要領では、作業中の作業面の照度が
   300ルクス以上であることが望ましいとされている。
(4) 作業場所だけを明るくする局所照明と、部屋全体を明るくする全般照明と
   がある。






問題15 アタマジラミに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 頭皮に卵を産む。
(2) 幼虫、成虫とも頭皮から吸血する。
(3) 保育所や幼稚園で集団発生することがある。
(4) 櫛(くし)やタオルの共用でうつることがある。








[感染症]

問題16 次の感染症のうち、美容師が感染している場合に、感染症法に基づく
     就業制限の対象となるものはどれか。

(1) 風しん    (2) 日本脳炎
(3) 破傷風    (4) 結核






問題17 感染症と病原体に関する次の組合せのうち、誤っているものはど
     れか。

(1) 百日せき ――――― ウイルス
(2) コレラ ―――――― 細菌 
(3) マラリア ――――― 原虫
(4) ツツガムシ病 ――― リケッチア 






問題18 ウイルス性肝炎に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) A型肝炎は、経口感染が主な感染形式である。
(2) B型肝炎は、垂直感染することがある。
(3) C型肝炎は、血液等を介して感染する感染症である。
(4) A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎のうち、慢性肝炎に移行することがないのは
  C型肝炎だけである。






問題19 次の感染症のうち、血液や体液を介して感染するものの組合せはど
     れか。

a 腸チフス
b B型肝炎
c 後天性免疫不全症侯詳(エイズ)
d 腸管出血性大腸菌感染症

(1) aとb   (2) bとc
(3) cとd   (4) aとd
2





問題20 次の感染症のうち、妊娠中の母体から胎盤を介して胎児に感染するこ
     とがあるものほどれか。

(1) ジフテリア     (2) 梅毒
(3) 細菌性赤痢     (4) 麻しん
2







[衛生管理技術]

問題21 美容師法施行規則に定められた消毒の方法に関する次の記述のうち、
     正しいものはどれか。

(1) 血液が付着していないかみそりを、次亜塩素酸ナトリウムが0.01%以上で
  ある水溶液中に10分間以上浸す。
(2) 血液が付着したはさみを、80℃を超える湿熱に10分間以上触れさせる。
(3) 血液が付着していないヘアブラシを、逆性石けんが0.1%以上である水溶液
  中に10分間以上浸す。
(4) 血液が付者したくしの表面を、消毒用エタノールを合ませた綿又はガーゼ
  で拭く。






問題22 消毒・殺菌に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 加熱消毒では、煮沸より蒸気の方が時間は長くかかる。
(2) 薬液消毒では、温度が低ければ時間は長くかかる。
(3) 加熱消毒では、同じ時間と温度であれば乾熱より温熱の方が殺菌効果が高い。
(4) 薬液消毒では、温度・湿度・濃度が殺菌効果の3要素である。






問題23  紫外線消毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 紫外線殺菌灯は、殺菌力の強い波長である253.7ナノメートル内外の紫外線
  を照射するように作られている。
(2) 美容所において、かみそり以外の血液の付着していない器具の消毒には、
  1㎠当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する方法を用
  いることができる。
(3) 紫外線殺菌灯は、使用時間にかかわらず、発光していることが確認できれ
  ば殺菌力は変わらない。
(4) 紫外線消毒器内には、陰ができないように被消毒器具を配置する。






問題24 次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、正しいものの組み
     合わせはどれか。

a 漂白作用がある。
b 酸性の洗剤と混ぜると有害なガスが発生する。
c 0.1%水溶液に10分間浸すと細菌の芽胞は不活化する。
d 消毒するものに有機物の汚れが残っていても消毒効果は低下しない。

(1) aとb   (2) bとc
(3) cとd   (4) aとd






問題25 消毒薬水溶液の調整に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 0.2%逆性石けん水溶液1,000mLを調整するためには、水990mLに10%逆性石
  けん20mLを加える。
(2) 0.1%両面活性剤水溶液1,000mLを調整するためには、水980mLに10%両性界
  面活性剤20mLを加える。
(3) 0.5%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液1,000mLを調整するためには、
  水995mLに20%グルコン酸クロルヘキシジン20mLを加える。
(4) 0.05%次亜塩素酸ナトリウム水溶液1,000mLを調整するためには、水990mLに
  5%グルコン酸クロルヘキシジン10mLを加える。
4







保健
[人体の構造及び機能]

問題26 次の神経のうち、上腕二頭筋が収縮するときに直接働くものはど
     れか。

(1) 運動神経     (2) 知覚神経
(3) 交感神経     (4) 副交感神経
1





問題27 視覚に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 光は、眼球結膜を通って眼球内部に入る
(2) 硝子体には、光の焦点を調節するレンズの役割を果たす。
(3) 角膜には、光を感じる杆体(かんたい)細胞と錐体(すいたい)細胞とが
  ある。
(4) 光の感覚には、視神経を通して脳に伝えられる。
4





問題28 次の血球のうち、健康な成人の血液において核のないものはどれか。

(1) 好中球    (2) 赤血球
(3) 単球     (4) リンパ球
2





問題29 次の部位のうち、血液と空気の間でガス交換が行われるのはどれか。

(1) 気管    (2) 咽頭
(3) 肺胞    (4) 鼻腔
3





問題30 次のうち、内容物を肛門側に送るための小腸の運動はどれか。

(1) 分節運動        (2) 振子運動
(3) 蠕動(ぜんどう)運動  (4) 嚥下(えんげ)
3







[皮膚科学]

問題31 次の細胞のうち表皮に最も多く含まれるものはどれか。

(1) 色素細胞(メラノサイト)
(2) 角化細胞(ケラチノサイト)
(3) 繊維芽細胞
(4) ランゲルハンス細胞
2





問題32 皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはど
     れか。

(1) 毛母には、色素細胞が多数存在する。
(2) 立毛筋は、すべての毛包についているとは限らない。
(3) 手掌や足底には、独立脂腺が 分布している。
(4) エクリン線は、生まれたときから全身のほとんどの皮膚に分布している。
3





問題33 皮膚の保譲作用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 脂肪膜には、機械的外力に対する保護作用がある。
(2) メラニンには、光線に対する保護作用がある。
(3) ケラチンには、化学的刺激に対する保護作用がある。
(4) 度膚常在菌には、微生物に対する保護作用がある。
1





問題34 疾患と皮膚の状態に関する次の組み合わせのうち、誤っているもの
     はどれか。

(1) 心臓疾患 ――――― 蕁麻疹(じんましん)
(2) 肝臓障害 ――――― 黄疸(おうだん)
(3) 腎疾患 ―――――― むくみ
(4) 糖尿病 ―――――― 細菌や真菌による皮膚疾患
1





問題35 次の疾患のうち、感染性の皮膚疾患に該当するものはどれか。

(1) アトピー性皮膚炎
(2) 尋常性乾癬(かんせん)
(3) 尋常性白斑
(4) 頭部白癬(はくせん)
4







香粧品化学

問題36 界面活性剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 水中の界面活性剤は、臨界ミセル濃度以上になると疎水性の部分を外側に
  向けたミセルを形成する。
(2) 粉体を液体の基剤中に均一な微細粒子状で安定させることを乳化という。
(3) 石けんは、陽イオン界面活性剤である。
(4)へアリンス剤に配合された第四級アンモニウム塩などの陽イオン界面活性剤
  には、帯電防止効果がある。
4





問題37 香粧品に用いられる色材に関する次の記述のうち、誤っているもの
     はどれか。

(1) 酸化鉄は着色顔料で、黄色、赤色及び黒色がある。
(2) 酸化チタンは白色顔料で、紫外線散乱剤としてサンスクリーン製品に配合
  される。
(3) 有機合成色素(タール色素)は、光による経時変化を受けることはない。
(4) 雲母チタンは、パールのような光沢を発する。
3





問題38 香粧品の品質保持に用いられる配合成分に関する次の文章の
     (   )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれ
     か。

「香粧品には、微生物による変質を防ぐためにパラオキシ安息香酸エステル
 (パラベン)等の( A )が配合される。また、香粧品原料と空気中の
 ( B )との接触により起こる酸化反応を抑えるため、トコフェロール
 [ビタミンE]等の酸化防止剤や( C )等の金属イオン封鎖的(キレー
  ト剤)が配合される。」

   A       B           C
(1) 防腐剤 ――― 窒素 ―― イソプロピルメチルフェノール
(2) 防腐剤 ――― 酸素 ―― エチレンジアミン四酢酸(エデト酸、EDTA)
(3) 抗酸化剤 ―― 酸素 ―― イソプロピルメチルフェノール
(4) 抗酸化剤 ―― 窒素 ―― エチレンジアミン四酢酸(エデト酸、EDTA)
2





問題39 スタイリング剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) ジメチルエーテル(DME)は、保湿剤としてヘアジェルに用いられる。
(2) ポリビニルピロリドン(PVP)は、皮膜形成剤としてセットローションに用
  いられる。
(3) エタノール(エチルアルコール)は、溶剤としてヘアリキッドに用いられ
  る。
(4) ヒマシ油は、油性原科として植物性ポマードに用いられる。
1





問題40 パーマ剤の有効成分に関する次の文章の(   )内に入る語句の
     組み合わせのうち、正しいものはどれか。

「二浴式パーマ剤は、( A )のような( B )を有効成分とする第1剤と、
 ( C )のような( D )を有効成分とする第2剤とからなる。」

     A         B       C        D
(1) 臭素酸ナトリウム ― 還元剤 ― チオグリコール酸 ― 酸化剤
(2) 臭素酸ナトリウム ― 酸化剤 ― チオグリコール酸 ― 還元剤
(3) チオグリコール酸 ― 還元剤 ― 臭素酸ナトリウム ― 酸化剤
(4) チオグリコール酸 ― 酸化剤 ― 臭素酸ナトリウム ― 還元剤
3







文化論及び美容技術理論

問題41 明治時代の女性の髪形に関する次の記述のうち、誤っているものは
     どれか。

(1) 唐人髷(とうじんまげ)結綿は、代表的な束髪である。
(2) 丸髷は、既婚女性の髪形として結われた。
(3) 束髪は、日本髪に比べ手入れがしやすく衛生的で日常生活に便利であった。
(4) 女性の断髪は、強い非難を浴び、東京府は女性の断髪を禁じた。
1





問題42 次のうち、1958年のパリ・コレクションで多くのデザイナーに採用
     され、日本で大流行した筒形で袋のようなシルエットの洋服はどれか。

(1) マンボズボン
(2) サックドレス
(3) ミニスカート
(4) ロングスカート
2





問題43 花嫁の和装礼装に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 懐剣は、帯の右胸下にさす。
(2) 小袖の身丈は、かかとの位置に仕立てる。
(3) 小袖の上につける掛下帯は、半幅帯を二重太鼓に結ぶ。
(4) 色直しは、大振袖の二枚重ねが正式である。
4





問題44 下図は、手掌を表したものである。A、B、Cに該当する名称の次の組
     み合わせのうち、正しいものはどれか。
美49-44
   A       B       C
(1) 小指球 ――― 指先 ――― 中指
(2) 母指球 ――― 指腹 ――― 中指
(3) 小指球 ――― 指腹 ――― 環指
(4) 母指球 ――― 指先 ――― 環指
2





問題45 次のコームの部位のうち、コームの目に入った毛髪を一線にそろえ
     る働きをす るものはどれか。

(1) 歯     (2) 肩
(3) 歯元    (4) 歯先
3





問題46  ヘッドスパに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) シャンプーだけでは取り除けない毛穴の老廃物を取り除き、頭皮ケアを行
  う。
(2) 血行を促進させ、新陳代謝を高めるために、頭部のマッサージを行う。
(3) 頭皮環境の改善が目的なので、髪質改善のためのトリートメントは同時に
  行わない。
(4) 施術中に、音やアロマなどでリラックスしてもらう。
3





問題47 次のうち、下図に該当する錯視はどれか。 
美49ー47
(1) 分割距離錯視
(2) 距離・大きさの錯視
(3) 角度・方向の錯視
(4) 大きさの対比現象
3





問題48 カッティングにおけるパネルに関する次の記述のうち、正しいもの
     はどれか。

(1) パネルの面を頭皮面に対して90度に引くことを、オンベースという。
(2) パネルの幅が同じ場合は、パネルの長さが短いほうがカットラインの長さ
  の誤差が小さくなる。
(3) パネルの長さが同じ場合は、パネルの幅が広いほうがカットラインの長さ
  の誤差が小さくなる。
(4) セイムレングスカットの場合は、アップステムでパネルをシェープする。
1





問題49 次のうち、パーマネントウェーブ技術において直径10mmのロッドで
     フルウェーブを形成する場合に必要となる毛髪の長さはどれか。

(1) 約11.3cm    (2) 約9.4cm
(3) 約8.5cm     (4) 約7.5cm
2





問題50 パーマネントウェーブ技術に関する次の記述のうち、正しいものは
     どれか。

(1) 毛髪診断は、シャンプー前の毛髪が乾いた状態のみで行う。
(2) 毛髪をウェットの状態でワインディングした後、第1剤を塗布する方法
  を、つけ巻きという。
(3) ウェーブの大小は、第1剤塗布後の放置タイムのみによって決まる。
(4) テストカール時の適正カールの直径は、使用したロットの2.5倍である。
4





問題51 ローラーカーリングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 毛先を中心に集めて巻くと、できたウェーブは平行な広がりを持ち、応用
  性に富んだムーブメントが得られる。
(2) 生え際で毛髪の立ち上がりを求める場合は、ベースを厚くとるとよい。
(3) ストランドの中心が頭皮面に対して90度の角度になるようシェープして巻
  くと、最もボリュームが出る。
(4) ダウンステムでボリュームを抑える場合は、ベースを厚めにするとロー
  ラーのおさまりがよい。






問題52 ヘアカラー製品に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 永久染毛剤には、酸化染毛剤と非酸化染毛剤がある。
(2) 一時染毛料は、シャンプーイングしても色落ちしない。
(3) 半永久染毛科の色持ちは、約2~4週間である。
(4) 脱色剤の刺激により接触皮膚炎を起こすことがある。
2





問題53 まつ毛エクステンションに関する次の記述のうち、正しいものはど
     れか。

(1) グルーなどが目に入った場合は流水で流し、直ちに眼科医の診察を受けても
  らう。
(2) 施術中は眼鏡が使用できないため、グルーが乾くまではコンタクトレンズを
  使用してらう。
(3) 再来の場合は、カウンセリングを省略してもよい。
(4) 施術後すぐにメイクアップはできないので、アイメイクアップは落とさずに
  施術する。
1





問題54 日本髪結髪用の櫛(くし)である鬼歯に関する次の記述のうち、正
     しいものはどれか。

(1) 仕上げに表面の毛の流れを整えるために使う。
(2) 鬢(びん)を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりするために使う。
(3) 前髷(まえまげ)などを広げるために使う。
(4) おおまかに髪をとかすために使う。
1





問題55 女性の和装着付けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) ひもを結ぶ位置は、必ず体の中心とする。
(2) 留袖では、帯締めや帯揚げ、半襟、足袋は華やかな色物を用いる。
(3) 大柄な人の帯幅は、狭くする。
(4) 若い人の帯幅は、広めにする。
4




















出典

公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/