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第39回

第39回美容師国家試験
(2019年3月3日実施)


■関係法規・制度

問題1 美容師法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 美容師法は、美容師の資格を定め、美容の業務が適正に行われるよう規律し
  て、公衆衛生の向上に資することを目的としている。
(2) 美容師が美容所以外の場所で美容の業を行うことができるのは、美容師法の
  政令又は都道府県等の条例で定める特別の事情がある場合に限られる。
(3) 美容師が美容の業を行う場合の衛生上必要な措置については、美容所が所在
  する都道府県等の条例にも従う必要がある。
(4) 従事する美容師が伝染性の疾病にかかり、その就業が公衆衛生上不適当と認
  められるときは、美容所の閉鎖を命じられることがある。
4





問題2 美容師免許に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 美容師免許は、美容師試験に合格した日からその効力が発生する。
(2) 美容師が免許証を紛失したときは、美容の業を行うことはできない。
(3) 美容師が本籍地都道府県を変更した場合は、30日以内に美容師名簿の訂正
  を申請しなければならない。
(4) 美容師が業務の停止処分を受けたときは、厚生労働大臣に免許証を返納し
  なければならない。
3





問題3 美容師法で定める資格や規制対象者に関する次の記述のうち、誤っている
   ものはどれか。

(1) 美容師は、業務独占資格であり、美容師でなければ美容を業とすることはで
  きない。
(2) 美容所は、美容師でない者や法人でも開設できる。
(3) 美容師の免許を受けた後、3年が経過したときには、厚生労働大臣が指定す
  る講習会を修了することにより管理美容師となることができる。
(4) 環境衛生監視員による立入検査を妨害した者は、美容師や美容所の開設者だ
  けでなく、使用人や家族も30万円以下の罰金に処されることがある。
3





問題4 美容所の開設者が行う届出に関する次の記述のうち、正しいものの組合せ
   はどれか。

a 開設届に記載した従業者に変更が生じた場合には、変更の届出を行わなければ
 ならない。
b 従事している美容師が結核にかかったときは、医師の診断書を添えて届け出な
 ければならない。
c 美容所を同じ都道府県内で移転した場合には、新たな開設届ではなく、変更の
 届出を行えばよい。
d 従事している管理美容師が転居により住所を変更した場合には、変更の届出を
 行う必要はない。

(1) aとb    (2) bとc
(3) cとd    (4) aとd
1





問題5 関連法規とその説明に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律では、美容業等の経
  営の健全化や苦情処理体制の整備についても定めている。
(2) 地域保健法では、すべての市町村に保健所を設置することとしている。
(3) 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律では、
  美容所で使用する医薬部外品だけでなく化粧品についても規制の対象となっ
  ている。
(4) 個人情報の保護に関する法律では、個人情報の適正な取扱いに関し定めてお
  り、美容所の利用者カルテも規制の対象となっている。
2







■衛生管理 公衆衛生・環境衛生

問題6 予防医学の段階のうち、第2次予防に該当するものはどれか。

(1) がん検診
(2) 適度な運動
(3) リハビリテーション
(4) 予防接種
1





問題7 出生率に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 出生率の低下は、人口の高齢化の一因である。
(2) 出生率は、人口1000人に対する出生数の割合である。
(3) 合計特殊出生率は、1人の女性が一生の間に産む子どもの数で表す。
(4) 2012年におけるわが国の合計特殊出生率は、2.0を上回っている。
4





問題8 わが国の生活習慣病に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) がんの部位別死因のトップは、男女とも大腸がんである。
(2) 心臓病の増加は、食生活の変化とは関係がない。
(3) 脳卒中の発病は、高血圧や動脈硬化と深く関わっている。
(4) 1型と2型の糖尿病は、どちらも生活習慣と大きく関連している。
3





問題9 わが国の廃棄物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 産業廃棄物以外の人の生活によって生じた廃棄物が一般廃棄物である。
(2) 大量に排出される場合、美容所からの毛髪は産業廃棄物である。
(3) 一般廃棄物は、市町村長の責任で処理される。
(4) 廃棄物の処理は、焼却し、残渣(ざんさ)を埋め立てる方法が主流である。
2





問題10 アタマジラミに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 主に保育園児、幼稚園児、低学年児童に発生する。
(2) 頭皮(表皮)に卵を産む。
(3) 吸血して、かゆみを起こす。
(4) タオルの共用で感染することがある。
2







■感染症

問題11 芽胞に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 細菌にとって、環境が成育に不適当な状態になると細胞内にできる。
(2) 熱や乾燥に対して抵抗が強い。
(3) 結核菌は芽胞を作る。
(4) 休眠の状態になっている。
3





問題12 常在細菌叢(そう)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 大腸など消化管に存在するが、皮膚には認められない。
(2) ビタミンなど人体に必要な物質を産生するものも知られている。
(3) 病原体の侵入を防ぐ働きも知られている。
(4) 宿主の抵抗力が低下した場合などに、人体に対し悪影響を及ぼすことがあ
  る。
1





問題13 次の感染症のうち、患者や病原体保有者によって汚染されたタオルやス
    リッパに接触することにより、感染する場合があるものはどれか。

(1) 日本脳炎       (2) デング熱
(3) 白癬(はくせん)   (4) C型肝炎
3





問題14 感染症と感染源に関する次の文章の(   )内に入る語句の組合せの
    うち、正しいものはどれか。

「B型肝炎は、( A )を介して感染し、麻しんは( B )を介して感染
 する。」

   A                       B
(1) 血液 ────────── 患者の鼻やのどの分泌物
(2) 飲食物 ───────── 蚊
(3) 蚊 ─────────── 血液
(4) 患者の鼻やのどの分泌物 ─ 飲食物
1





問題15 梅毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 適切な治療が行われないと、死に至ることがある。
(2) 妊婦が感染している場合、胎盤を介して胎児にうつることがある。
(3) 予防接種で、感染を防ぐことができる。
(4) 接吻(せっぷん)でも感染することがある。
3







■衛生管理技術(消毒法)

問題16 消毒・殺菌に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 加熱殺菌には乾熱と湿熱(煮沸や蒸気)があるが、同じ温度と時間であれば
  乾熱のほうが殺菌効果が高い。
(2) 蒸気消毒と煮沸消毒を比較した場合、蒸気消毒のほうが長い時間を要する。
(3) 化学的消毒法における消毒では、消毒薬水溶液の温度は低いほど効果があ
  る。
(4) 殺菌効果の3要素は、温度、湿度及び時間である。
2





問題17 血液が付着している疑いのない用具類の消毒方法として、誤っているも
    のはどれか。

(1) はさみを0.2%の逆性石けん水溶液に10分間浸した。
(2) タオルをタオル蒸し器に入れ80℃を超える温度で15分間保った。
(3) プラスチック製のブラシを消毒用エタノールに10分間浸した。
(4) くしに1平方cmあたり75マイクロワットの紫外線を10分間照射した。
4





問題18 次亜塩素酸ナトリウムに関する次の記述のうち、誤っているものはど
    れか。

(1) 漂白作用がある。
(2) 塩素の刺激臭がある。
(3) 結核菌に対して殺菌力が強い。
(4) 有機物(汚れ)によって効力が低下する。
3





問題19 消毒薬使用液の調製に関する次の文章の(   )内に入る語句の組合
    せのうち、正しいものはどれか。

美39ー18
    A          B          C
(1) 溶液量 ── 溶質量 ── 2.5
(2) 溶液量 ── 溶質量 ── 25
(3) 溶質量 ── 溶液量 ── 4
(4) 溶質量 ── 溶液量 ── 40
2





問題20 美容所の清潔の保持に関する次の文章の(   )内に入る語句の組合
    せのうち、正しいものはどれか。

「美容師法では、皮ふに接する布片は客1人ごとに( A )、器具は客1人ごと
 に( B )することと定められている。また、使用したタオルは、洗濯し乾
 燥させて再使用するが、血液が付着している場合は、( C )に浸けて消毒
 する必要がある。」

    A      B         C
(1) 取り替え ── 消毒 ── 次亜塩素酸ナトリウム水溶液
(2) 消毒し ─── 洗浄 ── 両性界面活性剤水溶液
(3) 取り替え ── 消毒 ── 両性界面活性剤水溶液
(4) 消毒し ─── 洗浄 ── 次亜塩素酸ナトリウム水溶液
1







■美容保健 人体の構造及び機能

問題21 口及びその周辺の名称と説明に関する次の組合せのうち、誤っているも
    のはどれか。

(1) 人中 ─── 上唇(うわくちびる)の正中線を上下に走る溝
(2) 鼻唇講 ── 鼻翼のつけ根から口角の外側へ向けて斜めに下がる八の字
         型の溝
(3) 赤唇縁 ── オトガイ部を取り巻くように湾曲(わんきょく)したアー
         チ状の溝
(4) 口裂 ─── 上下の口唇の聞に固まれた空間
3





問題22 関節包から分泌され、関節の潤滑油の役割を果たしているものは次のう
    ちどれか。

(1) 関節軟骨   (2) 靭帯(じんたい)
(3) 滑液     (4) 関節頭
3





問題23 次のうち、左右の半球に分かれているものはどれか。

(1) 大脳    (2) 中脳
(3) 小脳    (4) 下垂体
1,3





問題24 感覚器で受けた情報を中枢神経に伝える神経は次のうちどれか。

(1) 運動神経    (2) 遠心性神経
(3) 副交感神経   (4) 知覚神経
4





問題25 次のうち、鼻腔から肺に至る空気の通り道として正しいものはどれか。

(1) 喉頭→ 咽頭→ 気管→ 気管支
(2) 咽頭→ 喉頭→ 気管→ 気管支
(3) 喉頭→ 咽頭→ 気管支→ 気管
(4) 咽頭→ 喉頭→ 気管支→ 気管
2






■皮膚科学

問題26 皮膚の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 皮膚の表面には無数の皮膚小構(皮溝)と皮膚小稜(しょうりょう)【皮丘】
  がある。
(2) 色素細胞は、皮膚の色素であるケラチンをつくる細胞で、表皮細胞の95%を
  占める。
(3) 真皮の線維成分は、コラーゲンというタンパク質からできた弾性線維がその
  大部分を占める。
(4) 皮膚は、上から表皮、皮下組織、真皮からできている。
1





問題27 皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 毛は、その中心部から順に毛髄質、毛小皮、毛皮質の3層からなる。
(2) 日本人の成人の頭毛は、約100万本である。
(3) アポクリン腺は、皮下組織内に存在し、皮膚表面に汗孔を作って開口して
  いる。
(4) 脂腺は、毛包に閉口して、皮膚や毛にあぶらを与える役割をしている。
4





問題28 皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているも
    のはどれか。

(1) 脂腺の発育は女性ホルモンの刺激によって行われ、一般に女性は男性より
  皮脂の分泌量が多い。
(2) 皮膚では、日光中の紫外線照射によってビタミンDがつくられる。
(3) 頭毛、眉毛(まゆげ)、睫毛(まつげ)、鼻毛などは、それぞれ頭の皮膚、目
  及び鼻腔に対する有害な機械的刺激やゴミなどを防ぐ役割をしている。
(4) 爪は、爪母の一部が侵されると、その部分の爪は変形したり、再生できな
  くなる。
1





問題29 皮膚と皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものは
    どれか。

(1) 皮膚の健康に必要な栄養は、常に皮膚表面から与えられる外用剤によって補
  われる。
(2) 乾皮に使用する保湿剤は、入浴後の皮膚に水分が残っている間に塗布すると
  よい。
(3) 爪を切る際は、爪を深く切りすぎて爪床や指先に炎症を起こさないようにす
  ることが重要である。
(4) 円形脱毛症の原因の一部には、精神的ストレスがある。
1





問題30 皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) アレルギー性の接触皮膚炎(カブレ)の予防では、その原因となるものに再び
  触れないことである。
(2) 伝染性膿痂疹(トビヒ)は、真皮がウイルスに侵されて起こる。
(3) 尋常性痤瘡(ニキビ)は、額や顔面に発生しやすいが、前胸部、背部中央にも
  発生する。
(4) 青年性扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)は、ウイルスによる感染症で、思春期
  前後に多く、額、頬(ほほ)、手背に発生しやすい。
2







■美容の物理・化学

問題31 単位に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。

(1) 長さ ── メートル
(2) 力 ─── ニュートン
(3) 熱量 ── ジュール
(4) 電庄 ── アンペア
4





問題32 物質の状態の変化に関する次の文章の(   )内に入る語句の組み合
    わせのうち、正しいものはどれか。

「固体が液体になる変化を( A )といい、逆に液体が固体になる変化を
 ( B )という。液体が気体になる変化が、液体の表面で起こる場合を
 ( C )という。」

   A      B      C
(1) 溶解 ── 凝縮 ── 蒸発
(2) 溶解 ── 凝固 ── 沸騰
(3) 融解 ── 凝固 ── 蒸発
(4) 融解 ── 凝縮 ── 沸騰
3





問題33 電気器具の使用上の注意に関する次の記述のうち、誤っているものはど
    れか。

(1) 絶縁の劣化により導線が外の導体に触れると、漏電を生じる。
(2) コンセントの金属部分に接触すると、体の表面または体内を通って電流が
  大地に流れることにより帯電する。
(3) コードの絶縁体の損傷により、同じ回路の2本の導線が接触するとショート
  が起こる。
(4) 接触不良があると、接触面積が小さいために抵抗が大きくなり、発熱が起
  こり損傷の原因となる。
2





問題34 界面活性剤及び界面活性剤を含有する香粧品に関する次の記述のうち、
    正しいものの組合せはどれか。

a バニシングクリームは、O/W型のクリームである。
b 石けんは、グリセリンを酸でけん化するとできる。
c 陰イオン(アニオン)界面活性剤を水に溶かすと、親水性部分は正電気を帯び
 る。
d 第4級アンモニウム塩は、毛髪のキューティクルに吸着して被膜を形成する。

(1) aとb    (2) bとc
(3) cとd    (4) aとd
4





問題35 色材に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) タルクは、有機化合物である。
(2) 雲母チタンは、光輝性顔料である。
(3) 酸化鉄は、体質顔料である。
(4) すべてのタール色素は、国内で香粧品に使用できる。
2





問題36 香粧品に使われる成分とその効果に関する次の組合せのうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1) ビタミンC誘導体  ──── 美白効果
(2) ベンゾフェノン誘導体 ── 紫外線防止効果
(3) アラントイン ────── エモリエント効果
(4) セラミド ──────── 保湿効果
3





問題37 次の有機酸のうち、パーマネントウェーブ用剤第1剤の有効成分である
    還元剤はどれか。

(1) 酢酸        (2) クエン酸
(3) チオグロール酸   (4) グリコール酸
3





問題38 次の化学物質のうち、酸化染毛剤第2剤の有効成分はどれか。

(1) 過酸化水素水
(2) レゾルシン
(3) パラフェニレンジアミン
(4) ニトロパラフェニレンジアミン
1





問題39 化学結合に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) ヘアマニキュア中の酸性染料は、イオン結合を利用して毛髪内に留まって
  いる。
(2) 毛髪の構造中にみられるシスチン結合(-S-S-)は、共有結合である。
(3) 頭髪の寝癖は、水素結合の切断と再結合によって生じるものである。
(4) 化学結合の強さを比較すると、水素結合>共有結合>イオン結合の順である。
4





問題40 高分子化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) デンプンは、基本単位の果糖が互いに縮重合した構造である。
(2) タンパク質は、多数のアミノ酸が結合したポリペプチドが基本構造である。
(3) ポリピニルアルコール(PVA)はパック基剤として用いられる。
(4) ニトロセルロースは、ネイルエナメルの皮膜形成剤として用いられる。
1







■美容技術理論

問題41 美容技術における作業姿勢に関する次の記述のうち、誤っているも
     のはどれか。

(1)立位作業で安定した姿勢をとるためには、技術者の重心から下ろした垂線
   が両足に固まれた領域内にあることが必要である。
(2)シャンプーイングなどの前傾姿勢は、頭部の位置が不自然なため、首や
   肩、腰の筋肉に負担がかかる。
(3)パーマネント技術のワインディングでは、顧客の頭部が技術者の目の高さ
   にあることがよい。
(4)肩の関節を固定させて手を動かす作業では、肘を伸ばして作業するより、
   肘に余裕をもたせたほうが作業が容易である。






問題42 下図のA、B、C、Dに該当する名称の次の組合せのうち、正しいもの
     はどれか。
美39ー42
       A           B          C            D
(1)動刃 ─── 静刃 ─── 交点 ─── 議官
(2)静刃 ─── 動刃 ─── 交点 ─── 鉄背
(3)動刃 ─── 静刃 ─── 触点 ─── 刃線
(4)静刃 ─── 動刃 ─── 触点 ─── 刃線
1





問題43 コンディショニング効果を主としたシャンプー剤に関する次の記述
     のうち、誤っているものはどれか。

(1)乾性の頭皮やダメージを受けた毛髪の状態を整える目的で用いられる。
(2)洗浄力を多少抑えて、パーマネントウェーブなどによって水分が過剰に失
   われた乾燥毛に適している。
(3)油性成分の配合が少なく、洗浄力が強いので、脂性の頭皮や毛髪に適して
   いる。
(4)カチオンポリマーやシリコーン誘導体などが配合され、毛髪を保護する働
   きがある。
3





問題44 グラデーションカットに関する次の記述のうち、正しいものの組合
     せはどれか。

a グラデーションの幅の大小は、シェープするパネルの角度の大小によって決
 まる。
b 上層ほど毛髪が長く、カットラインは水平になる。
c 全体をほぼ同じ長さにするので、頭部の形がそのままヘアスタイルのシルエ
 ットを形成する。
d 下部の層に比べ上部の層ほど毛髪が長く、最も長い毛髪の部分がボリューム
 の頂点になる。

(1)aとb    (2)bとc
(3)cとd    (4)aとd
4





問題45 下図は、パーマネントウェーブ技術のテストカールで見るウェーブ
     の状態を表したものである。適正カールに該当するものはどれか。
美39ー45jpg
(1)A
(2)B
(3)C
(4)D
3





問題46 カールステムに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)ステムの方向は毛髪の流れを左右し、角度は仕上がり時のボリュームに関
   係する。
(2)ステムの方向と角度を1つに結びつけるところをピボットポイントとよぶ。
(3)同じ方向のステムでは、角度が変わってもピボットポイントは変わらない。
(4)メイポールカールは、ステムの角度が0度に近いフラットなカールである。
3





問題47 ヘアカラーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)酸性染毛料は、汗では色落ちしない。
(2)酸性染毛料は、黒色の毛髪を明るい色にすることができる。
(3)酸化染毛剤には、植物の葉や花などの色素を原料としたものがある。
(4)酸化染毛剤は、永久染毛剤に分類される。
4





問題48 エステティックの基本手技における揉撚法(ペトリサージュ)に関す
     る次の組合せのうち、正しいものはどれか。

(1)ピックアップ ──── 両手掌で左右から筋肉を寄せ、持ち上げるよう
               に行う。
(2)ローリング ───── こぶしで円を描きながら、押印するように行う。
(3)リンギング ───── 母指と他4指で結合組織をつまみ、大きく転がす
               ように行う。
(4)ナックリング ──── 筋肉を手掌でつかみ、こねるように行う。
1





問題49 ネイル技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)古いエナメルは、コットンにキューティクルリムーパーを含ませてふき
   取る。
(2)エメリーボードは、爪の形や長さを整えるものである。
(3)ネイルバッファーは、爪からはみ出たエナメルを取り除くものである。
(4)ベースコートは、エナメルを保護し、つやをあたえるために塗布する。
2





問題50 準礼装に該当する着物は、次のうちどれか。

(1)留     (2)付け下げ
(3)小紋    (4)紬
2






















出典

公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/