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第42回

第42回 美容師国家試験
(令和2年9月6日実施)


関係法規・制度及び運営管理

問題 1 美容師法で定める次の事務のうち、都道府県知事、保健所設置市の市長
    又は特別区の区長の事務に含まれないものはどれか。

(1) 美容所の開設届の受理
(2) 美容所の構造設備の検査確認
(3) 美容師試験の実施
(4) 美容所について講じなければならない衛生措置の実施状況の立入検査

 




問題 2 美容師の免許に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 美容師名簿に登録されなければ、美容を業としてはならない。
(2) 本籍地の都道府県名を変えたときは、免許証(免許証明書)の書換え交付を
   申請することができる。
(3) 美容師が、美容の業を行う場合に講ずべき措置に違反し、業務停止処分を
   受けたときは、処分を行った者にすみやかに免許証(免許証明書)を提出す
   ることとなっている。
(4) 免許証(免許証明書)を紛失したときは、住所地の都道府県知事等に免許証
   (免許証明書)の再交付を申請しなければならない。






問題 3 美容師法で定める変更手続きに関する次の記述のうち、正しいものはど
    れか。

(1) 美容師が氏名を変更した場合は、30日以内に美容師名簿の訂正を申請しな
   ければならない。
(2) 美容師が住所を変更した場合は、30日以内に美容師名簿の訂正を申請しな
   ければならない。
(3) 開設した美容所の営業について定休日を変更した場合は、すみやかに変更
   の届出を提出しなければならない。
(4) 相続等により美容所の開設者の地位を承継した場合は、新たに美容所の開
   設の届出を提出しなければならない。
1





問題 4 美容所の開設に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 外国人は、正当に日本に在留できる場合であっても開設者となることがで
   きない。
(2) 美容所の開設者は、管理美容師の資格がなければ、2か所以上の美容所の開
   設者を兼ねることができない。
(3) 会社の福利厚生のための美容所については、業として行う場合であっても
   開設の届出は必要ない。
(4) 美容所の開設者がその美容所を廃止し、その届出を怠った場合には、30万
   円以下の罰金に処されることがある。
4





問題 5 美容師法で定める行政処分や罰則に関する次の記述のうち、誤っている
    ものはどれか。

(1) 美容師が業務停止処分に違反したときは、免許を取り消されることがある。
(2) 美容師が美容師名簿の登録事項の変更について訂正申請を行わなかったと
   きは、罰金に処されることがある。
(3) 美容所の開設者が閉鎖命令に違反したときは、罰金に処されることがある。
(4) 環境衛生監視員の立入検査を妨げた者は、美容師及び美容所の開設者以外
   であっても、罰金に処されることがある。
2





問題 6 生衛法(生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律)に関す
    る次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 生活衛生同業組合の設立について定めている。
(2) 生衛法の標準営業約款は、施術料金の統一についても定めている。
(3) 生活衛生同業組合の事業として、組合員に対する営業施設の整備改善等の
   資金のあっせんを定めている。
(4) 利用者又は消費者の利益の擁護を図ることも目的としている。
2





問題 7 保健所に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 保健所を設置できるのは、都道府県と市町村である。
(2) 保健所の事業のーつとして、感染症その他の疾病の予防に関する事項があ
   る。
(3) 保健所の事業には、歯科保健に関する事項は含まれていない。
(4) 保健所の事業のーつとして、美容所の経営指導がある。
2





問題 8 労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 同居の親族以外の従業者を1人でも使用している美容所には、労働基準法
   が適用される。
(2) 美容所の使用者は、従業者の意思に反して、労働を強制してはならない。
(3) 美容所の使用者は、契約の際に従業者に賃金、労働時間その他の労働条件
   を必ずしも明示しなくてもよい。
(4) 美容所の使用者は、従業者に一定の休憩時間や一定の休日を与えなければ
   ならない。
3





問題 9 公的年金制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 日本国内に居住する20歳以上の者は、すべて厚生年金保険に加入すること
   となっている。
(2) 国民年金による給付は、老齢基礎年金のみで、障害基礎年金はない。
(3) 老齢基礎年金の給付額は、保険料を納付した期間にかかわらずすべて同額
   である。
(4) 国民年金の保険料を納めることが困難な場合に対応するため、保険料の免
   除や納付猶予の制度がある。
4





問題 10 次のうち、雇用保険の給付に該当しないものはどれか。

(1) 基本手当
(2) 療養補償給付
(3) 育児休業給付
(4) 介護休業給付
2







[公衆衛生・環境衛生]

問題 11 わが国の出生に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 2015年の出生数は、約100万人である。
(2) 出生率は、人口1,000人に対する出生数の割合である。
(3) 1人の女性が一生の聞に産む子どもの数は、2015年では2人以上である。
(4) 2015年の出生数は、1975年の出生数よりも少ない。
3





問題 12 次の疾病のうち、糖尿病に関連した合併症に該当しないものはどれか。

(1) 大腸がん
(2) 白内障
(3) 心筋梗塞
(4) 末梢(まっしょう)神経障害
1





問題 13 喫煙に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 受動喫煙は、小児ぜんそくの危険性を増す。
(2) 男性の喫煙率は、年々増加の傾向にある。
(3) 妊婦の喫煙は、低出生体重児の危険性を増す。
(4) たばこの煙には、発がん物質や発がん促進物質が含まれている。
2





問題 14 さまざまな環境の要因を物理的環境要因、化学的環境要因、生物学的環
    境要因、社会的環境要因の4種類に分類する場合、物理的環境要因に含
    まれるものは次のうちどれか。

(1) 温度
(2) 有毒ガス
(3) 衛生害虫
(4) 経済
1





問題 15 水道に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 人が飲む水である上水には、健康に悪影響がないこと、使用上、不便のな
   いこと、おいしいことなどが求められる。
(2) 水道法に基づく水質基準により、水質の適・不適を判断する。
(3) 浄化槽とは、河川水を浄化して上水を得るための施設のことである。
(4) 高層建築物に作られている水槽が汚染されて、藻類が発生して異臭を出す
   ことがある。
3







{感染症]

問題 16 次の感染症のうち、性行為によって感染するものはどれか。

(1) B型肝炎
(2) 日本脳炎
(3) コレラ
(4) マラリア
1





問題 17 細菌に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 細菌の固形成分のおよそ半分はタンパク質である。
(2) 細菌は、DNAとRNAの両方をもっている。
(3) 細菌は、生きた細胞の中でのみ増殖する。
(4) 細菌の中には、100℃の加熱に耐えるものがある。
3





問題 18 感染症予防の3原則に関する次の記述のうち、感染経路対策に該当しな
    いものはどれか。

(1) 学校(学級)の閉鎖
(2) 野菜類の十分な洗浄
(3) ネズミ族、見虫等の駆除
(4) 患者の入院治療
4





問題 19 風しんに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 潜伏期は、2~3か月である。
(2) 妊婦がり患すると、心臓病、白内障、聴力障害をもつ子どもが生まれる危
   険性がある。
(3) 病原体はウイルスで、患者の鼻や咽頭の分泌物により飛沫(ひまつ)感染
   する。
(4) 予防には、予防接種を受けることが有効である。
1





問題 20 O157による腸管出血性大腸菌感染症に関する次の記述のうち、誤って
    いるものはどれか。

(1) 感染経路は、飲食物等を介しての経口感染である。
(2) 病原体は、熱に対して弱い。
(3) 潜伏期は、約30日である。
(4) 病原体は、ベロ毒素を出すのが特徴である。
3







[衛生管理技術(消毒法)]

問題 21 血液が付着しているはさみに対して美容所で行う消毒の方法として正
    しいものは、次のうちどれか。

(1) 0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中に10分間浸す。
(2) 0.1%逆性石けん水溶液中に10分間浸す。
(3) 0.1%両性界面活性剤水溶液中に10分間浸す。
(4) 消毒用エタノールを含ませた綿で表面を拭く。
1





問題 22 美容師法施行規則で定める消毒の方法に関する次の記述のうち、正し
    いものの組合せはどれか。

a 紫外線による消毒、熱による煮沸消毒及び蒸気消毒だけでなく、放射線や電
  子線などによる方法が規定されている。
b 紫外線消毒は血液の付着がない器具の消毒に使用し、1㎠あたり80マイクロ
  ワットの紫外線を10分間照射する。
c 煮沸消毒は被消毒物を沸騰後2分間以上煮沸する。
d 蒸気消毒は80℃を超える湿熱に被消毒物を10分間以上触れさせる。

 (1) aとb  (2) bとc  
 (3) cとd  (4) aとd
3





問題 23 紫外線消毒に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a タオルの消毒に適している。
b 被消毒物の深部や陰の部分も消毒できる。
c 紫外線殺菌灯から照射される紫外線は、粘膜に有害である。
d プラスチックには長時間照射すると劣化するものがある。

 (1) aとb  (2) bとc  
 (3) cとd  (4) aとd
3





問題 24 化学的消毒法の特徴に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはど
    れか。

a 逆性石けんは、無色無臭で毒性が弱く、ウイルスや結核菌に対して殺菌効果
  がある。
b 逆性石けんは、普通の石けんと併用すると消毒力が著しく低下する。
c 次亜塩素酸ナトリウムは、殺菌と同時に漂白の作用がある。
d 消毒用エタノールは、芽胞型の菌に対して殺菌効果がある。

 (1) aとb  (2) bとc  
 (3) cとd  (4) aとd
2





問題 25 5%次亜塩素酸ナトリウムを希釈して、0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶
    液1、000 mLを調製する場合の5%次亜塩素酸ナトリウムの量は、次のう
    ちどれか。

(1) 1mL
(2) 2mL
(3) 10mL
(4) 20mL
4







保健
【人体の構造及び機能]

問題 26 関節とその運動範囲に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。

(1) 鞍(あん)関節 ────────── 1方向だけに運動できる。
(2) 蝶番(ちょうつがい)関節 ───── 2方向だけに運動できる。
(3) 車軸関節 ───────────── 3方向だけに運動できる。
(4) 球関節 ────────────── 広い範囲で自由に運動できる。
4





問題 27 次の筋のうち、表情筋(顔面筋)に含まれないものはどれか。

(1) 眼輪筋      (2) 口輪筋
(3) 咬(こう)筋   (4) 鼻筋
3





問題 28 神経系の分類で、中枢神経系に含まれないものはどれか。

(1) 脳神経    (2) 延髄
(3) 大脳     (4) 脊髄
1





問題 29 次の記述のうち、交感神経が優位なときの反応として正しいものはど
    れか。

(1) 唾液は希薄で多量に分泌する。
(2) 気管支は収縮する。
(3) 瞳孔は縮小する。
(4) 心拍数は増加する。
4





問題 30 血球成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 好中球は主に血液凝固に関わる。
(2) 好塩基球は主に食作用に関わる。
(3) リンパ球は主に免疫反応に関わる。
(4) 単球は主に即時型アレルギー反応に関わる。
3







[皮膚科学]

問題 31 皮膚の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 色素細胞(メラノサイト)の数は、同一部位であっても白色人種や黒色人種
   などの人種によって大きく異なる。
(2) 角化細胞(ケラチノサイト)は、約1か月かけて基底細胞から角質細胞に分化
   する。
(3) ランゲルハンス細胞は、表皮内に侵入した抗原物質(アレルゲン)を取り込
   むはたらきがある。
(4) 真皮は、コラーゲンからできた謬原(こうげん)線維が大部分を占めてい
   る。
1





問題 32 皮膚付属器官に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 毛根の下端のフラスコ状に膨らんだ部分を毛幹とよぶ。
(2) 毛のケラチンは、全体として長軸の方向に鎖状に結合しているため、縦に
   裂けやすい。
(3) 脂腺の数は、体の部位によって違いがあり、頭毛の生えている部位、額、
   眉問、下顎には少ない。
(4) 爪の成長周期は、成長期、退行期、休止期を繰り返す。
2





問題 33 皮膚の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 皮膚には、痛点、触点、温点、冷点が分布している。
(2) 紫外線を浴びると、エラスチンが大量につくられ、皮膚の色が黒くなる。
(3) 皮脂に含まれる脂肪酸は、一部の細菌や真菌の発育を抑制する。
(4) 皮膚の表面には、汗と皮脂が混じり合い、乳化した状態の薄い膜がある。
2





問題 34 皮膚と皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものは
    どれか。

(1) 皮膚の状態は、全身の健康状況によって変化する。
(2) 成人では、加齢とともに、皮膚の分泌作用や新陳代謝が低下し、皮膚は乾
   燥し硬くなる。
(3) 健康な成人の皮膚の表面はアルカリ性である。
(4) 脂腺から分泌される皮脂は、毛の光沢としなやかさを保つ役割がある。
3





問題 35 皮膚疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 接触皮膚炎(カブレ)は、種々の化学物質や薬剤などが皮膚に接触して発生
   する皮膚の炎症である。
(2) 蕁麻疹(じんましん)は、食物や薬によるもののほか、花粉、ダニ、寒冷、
   温熱、日光などの外的刺激によるものもある。
(3) ニキビは、毛包が角質の栓で詰まることなどによりでき、炎症へと進むこ
   とがある。
(4) 頭部白癬は、ウイルスによって引き起こされる。
4







香粧品化学

問題 36 界面活性剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 界面活性剤は、1分子中に親油基(疎水基)と親水基を有する。
(2) 界面活性剤の乳化作用は、臨界ミセル濃度(cmc)より高い濃度で発揮され
   る。
(3) 界面活性剤の作用により、ファンデーションの粉体の顔料を基剤中に均一
   に分散させることができる。
(4) W/O型エマルジョンでは、水相に油滴が分散している。
4





問題 37 香粧品と関わりが深い有機化合物とその分類に関する次の組合せのう
    ち、正しいものはどれか。

(1) ケラチン ───── タンパク質
(2) システイン ──── 炭化水素
(3) ワセリン ───── 多糖類
(4) セタノール ──── アミノ酸
1





問題 38 紫外線とその防御に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) UV-B(中波長紫外線)は、皮膚に急性の紅斑を引き起こす。
(2) 紫外線は、皮膚に影響を与えるだけでなく、香粧品の品質を劣化させる原
   因となる。
(3) SPF値は、主にUV-Bを防御する程度を示す値である。
(4) 紫外線による急性の炎症をサンバ一ンいい、PAはその防御効果の指標であ
   る。
4





問題 39 パーマ剤の有効成分に関する次の文章の(   )内に入る語句の組
    合せのうち、正しいものはどれか。

「二浴式のパーマ剤は、( A )のような( B )を有効成分とする第1剤
 と、( C )のような( D )を有効成分とする第2剤からなる。」

      A         B       C          D    
(1) 臭素酸ナトリウム ─ 還元剤 ─ チオグリコール酸 ─ 酸化剤
(2) 臭素酸ナトリウム ─ 酸化剤 ─ チオグリコール酸 ─ 還元剤
(3) チオグリコール酸 ─ 還元剤 ─ 臭素酸ナトリウム ─ 酸化剤
(4) チオグリコール酸 ─ 酸化剤 ─ 臭素酸ナトリウム ─ 還元剤
3





問題 40 酸化染毛剤に含まれる成分と、そのはたらきに関する次の組合せのう
    ち、正しいものはどれか。

(1) 過酸化水素 ──────── アルカリ剤
(2) レゾルシン ──────── 調色剤(カップラー)
(3) アンモニア水 ─────── 酸化剤
(4) メタフェニレンジアミン─── 染料中間体
2,4







文化論及び美容技術理論

問題 41 第2次世界大戦後から1950年代にかけてスクリーンファッションととも
    にわが国にも登場したヘアスタイルに該当しないものはどれか。

(1) セシールカット
(2) サーファーカット
(3) ポニーテール
(4) ヘップバーンカット
2





問題 42 下図のうち、竹の子族ファッションに該当するものはどれか。
美42-42
4





問題 43 花嫁の和装の礼装に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 現在の花嫁衣装の起源は桃山時代の上級武家の夫人の正装である。
(2) 打掛の下に着用する小袖のことを、掛下や長着とよぶことがある。
(3) 打掛の下に着用する小袖は、今日、振袖となっている。
(4) 小袖の身丈は、かかとの位置に仕立てる。
4





問題 44 コーム各部の名称とそのはたらきに関する次の記述のうち、誤っている
    ものはどれか。

(1) 肩は、コームの目に入った毛髪を一線にそろえるはたらきをする。
(2) 胴は、コーム全体の支えとなり、バランスをとるはたらきをする。
(3) 歯は、毛髪を引き起こし垂直に立てて両側から支え、そろえるはたらきを
   する。
(4) 歯先は、頭皮に接して毛髪を引き起こす手引きをする。
1





問題 45 シャンプーイングの目的や方法に関する次の記述のうち、正しいものは
    どれか。

(1) シャンプーイングは、汚れを取り除き、その後のカットやブローなどへア
   デザインを容易にする土台をつくる。
(2) セカンドシャンプーでは、ファーストシャンプーで落としきれなかった汚
   れをとるので、大きめの動きでファーストシャンプーより時間をかけな
   い。
(3) パーマネントウェーブ及びヘアカラー施術前のシャンプーは、薬剤が効果
   的にはたらくようにしっかりとしたタッチで頭皮をこする。
(4) ヘアカラー施術後のアフターシャンプーは、薬剤を除去するため、時間を
   かけずに強めに洗う。
1





問題 46 ヘアカッテイングにおけるパネルの角度とシルエットの関係に関する
    次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) アップステムでシェープしてカットした場合、トップショートのロング
   エンドとなり、スタイルに立体感を与える。
(2) ダウンステムでシェープしてカットした場合、シルエットは、骨格に沿
   った均等なものになる。
(3) 毛髪をすべて自然に落ちる位置にシェープしてカットした場合、頭部の
   形がそのままヘアスタイルのシルエットを形成する。
(4) オンベースにシェープしてカットした場合、カットラインは水平となる。
1





問題 47 レザーカットの技法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれ
    か。

(1) テーパーカットは、毛髪を削いで先細りにするカット技法であり、テーパ
   ーする深さ・面・方向により技術が分類される。
(2) セニングカットは、間引きすることによって毛量調整を行うカット技法で
   ある。
(3) ディープテーパーカットは、毛先から3分の1ほどをテーパーするカット技
   法である。
(4) ポインティングカットは、毛先を不揃(ふぞろ)いに尖らせ、ヘアスタイ
   ルに遊びや変化をもたせるカット技法である。
3





問題 48 パーマネントウェーブ技術に関する次の記述のうち、正しいものはど
    れか。

(1) 根元の新生部は、毛先に比べパーマがかかりやすい。
(2) あらかじめ毛髪に第1剤を塗布し、ワインデイング後に再び第1剤を塗布す
   る方法を水巻きという。
(3) かかりすぎるおそれのある毛髪には、つけ巻きが適している。
(4) カラーリングや残存ウェーブがあるところには、状態に応じてトリートメ
   ント剤を塗布して第1剤の作用をセーブする。
4





問題 49 ヘアウェービングに関する次の文章の(   )内に入る語句の組合
    せのうち、正しいものはどれか。

「カールスペースをつくるベースを取るためのスライス線は、ウェーブ幅の
( A )であり、ループの直径はウェーブ幅の( B )、カールスペースは
 ウェーブ幅の( C )となる。」

美42-49
2





問題 50 アルカリ性タイプの酸化染毛剤によるヘアカラーリングに関する次の記
    述のうち、正しいものはどれか。

(1) 細毛や軟毛などは、黄み系が出やすいので、希望色より明度の低い染毛剤
   を用いるとよい。
(2) 白髪は染まりやすいので、白髪染めの場合、白髪の少ない部分から塗布す
   る。
(3) 放置時間の目安は、ヘアカラーの場合、約5~20分で、5分おきにテストす
   る。
(4) 放置時聞がある程度経過した時点で、皮膚や発色の状態を確認するためパ
   ッチテストを行う。
1





問題 51 ネイル技術に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) スカルプチュアは、人工爪の土台となるフォームを使用して、アクリルや
   ジェルなどで長さを出すテクニックである。
(2) アートチップは、ナチュラルネイルにラインストーンやシールなどでアー
   トを施すテクニックである。
(3) フレンチスカルプチュアは、基本的にはフリーエッジにホワイトを使用す
   るテクニックである。
(4) ナチュラルネイルオーバーレイは、弱い爪の補強などを行うテクニックで
   ある。
2





問題 52 まつ毛エクステンションに関する次の記述のうち、正しいものはどれ
    か。

(1) カウンセリングは、1回だけ行う。
(2) カウンセリングは、目についてだけ行う。
(3) カウンセリングでは、施術のリスクについても正しく伝える。
(4) アレルギー反応は、必ず施術中にあらわれる。
3





問題 53 ヘアドライヤーに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) ブロータイプのヘアドライヤーは、音が静かで毛髪も乱れにくいが、ター
   ビネートタイプに比べてドライイングに時間を要する。
(2) ヘアドライヤーは、ファンの回転によって起こされた風がニクロム線によ
   って熱せられ、送風される仕組みになっている。
(3) 温度を一定に保つため、着脱式のアタッチメントを使用する。
(4) ヘアドライヤーの熱によって毛髪の水分を蒸発させるが、結合水まで蒸発
   するとオーバードライとなる。
3





問題 54 美容デザインにおける錯覚現象に関する次の記述のうち、誤っているも
    のはどれか。

(1) 線をさまざまな形に配置して錯覚を生じさせるものを、化学的錯視という。
(2) 幾何学的錯視には、距離・大きさに関する錯視と角度・方向に関する錯視
   がある。
(3) ボリュームの大きいヘアスタイルに囲まれた顔がボリュームの小さいヘア
   スタイルの場合より小さく感じるのは、大きさの対比現象によるもので
   ある。
(4) 平面的に描かれたものを立体的に見せる手法の1つに、陰影をつけるという
   方法がある。
1





問題 55 エステティックにおけるスキンチェックで見極める肌質の種類や特徴
    に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 肌質は、水分や皮脂のバランスによって分けることができる。
(2) 乾燥肌は、毛穴が大きく開いている。
(3) 脂性肌は、きめが細かく、皮膚が薄い。
(4) 混合肌は、肌に健康的な血色があり、きめが整っている。
1

























出典

公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/