シャンプーイング
項目集約
シャンプーイング 過去問題24回~49回
1 シャンプーイング総論
42回 シャンプーイングの目的や方法に関する次の記述のうち、正しいものは
どれか。
(1) シャンプーイングは、汚れを取り除き、その後のカットやブローなどへア
デザインを容易にする土台をつくる。
(2) セカンドシャンプーでは、ファーストシャンプーで落としきれなかった汚
れをとるので、大きめの動きでファーストシャンプーより時間をかけな
い。
(3) パーマネントウェーブ及びヘアカラー施術前のシャンプーは、薬剤が効果
的にはたらくようにしっかりとしたタッチで頭皮をこする。
(4) ヘアカラー施術後のアフターシャンプーは、薬剤を除去するため、時間を
かけずに強めに洗う。
1 1-35,36
27回 シャンプーに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ヘアカラーの施術後のシャンプーイングは、収れん作用を利用しながら行
う。
b パーマネントウェーブ施術前のシャンプーイングは、頭皮を刺激しないよう
に行う。
c ファーストシャンプーは、手の動きをやや細かくし、マッサージ効果を意識
して行う。
d シャンプーに使用する湯の温度は、一般的に25~28℃が適温とされている。
(1)aとb (2)bとc
(3)cとd (4)aとd
1 1-36,40,42
38回 シャンプーイングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)ブラッシングはゴールデンポイントからフロント・サイドの生え際に向か
ってとかすとよい。
(2)パーマネントウェーブやヘアカラーの施術前には、ファーストシャンプー
だけを行う。
(3)ヘアカラー施術後は、保湿性の高いアルカリ性のシャンプーが適している。
(4)ファーストシャンプーは、セカンドシャンプーより手の動きを細かくし、
時間をかけて洗うとよい。
2 1―36,41,42
39回 コンディショニング効果を主としたシャンプー剤に関する次の記述のう
ち、誤っているものはどれか。
(1)乾性の頭皮やダメージを受けた毛髪の状態を整える目的で用いられる。
(2)洗浄力を多少抑えて、パーマネントウェーブなどによって水分が過剰に失わ
れた乾燥毛に適している。
(3)油性成分の配合が少なく、洗浄力が強いので、脂性の頭皮や毛髪に適してい
る。
(4)カチオンポリマーやシリコーン誘導体などが配合され、毛髪を保護する働き
がある。
3 1-37,38
28回 油性効果を主としたシャンプー剤の特徴に関する次の記述のうち、正し
いものはどれか。
(1) 皮脂の分泌を抑えるジンクピリチオンが配合されているので、油性の頭皮や
頭毛に適している。
(2) ヘアカラー、パーマネントウェーブの施術によりアルカリ性に傾いた頭毛に
適している。
(3) 洗浄力を多少おさえて皮脂をとりすぎず、油分を補うので乾性の頭皮や頭毛
に適している。
(4) 油性成分の配合が多く洗浄力が強いので、脂性の頭皮や頭毛に適している。
3 1-38,39
33回 シャンプーイングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) シャンプーに使用するお湯の温度は、35℃以下が適温である。
(2) シャンプー前のブラッシングは、毛先から根元に向けて行う。
(3) セカンドシャンプーでは手の動きを細かくし、マッサージ効果を意識して行
う。
(4) サイドシャンプーは、バックシャンプーに比べてネープが洗いやすく、両手
でしっかり洗うことができる。
3 1-40,42,45
45回 シャンプーイングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) お湯の温度は、45~48℃が適温である。
(2) 毛髪を強くこすり合わせてシャンプーすると、キューテイクルを傷める。
(3) パーマネントウェープやヘアカラー施術前にシャンプーを行う場合は、頭皮
を強くこすり、汚れを落とす。
(4) 毛髪の汚れがひどい場合は、一度に多量のシャンプー剤を使用するとよい。
2 1-40
3 バックシャンプー
37回 バックシャンプーに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)技術者は、シャンプーボールの後ろに立って施術する。
(2)フェイスマスクを使用しなくてもよい。
(3)サイドシャンプーに比べてネープが洗いにくい。
(4)耳の後ろに指が入りにくく、洗い残しがちになる。
3 1-45
4 リンス・コンディショナー・トリートメント
24回 リンス剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) リンス剤は、頭毛のpHと同じ弱酸性のものが望ましい。
(2) ヘアカラー施術後には、酸性に傾いた頭毛のpHを元に戻すため、アルカリ性
のリンス剤を用いる。
(3) 配合されたアミノ酸は、毛表面に被膜を作り、静電気を防止して柔らかな手
触りにする。
(4) 乾性の頭皮には、湿潤効果のあるジンクピリチオンが配合されたリンス剤を
用いる。
1 1-39,50,52
44回 リンスやトリートメントに関する次の記述のうち、誤っているものはど
れか。
(1) リンス剤を用いずに、水やぬるま湯ですすぐことを、プレーンリンシングと
よぶ。
(2) 石けんを主剤としたシャンプー剤の使用後には、アルカリ性のリンス剤が適
している。
(3) ヘアトリートメントの目的は、傷んだ毛髪を人工的に補強し、正常な状態に
近づけること、また、それ以上傷まないように毛髪を保護することである。
(4) パーマネントウェーブやヘアブリーチ、ヘアカラー施術後は、酸性効果のあ
るリンス剤を用いる。
2 1-40,51,52
43回 トリートメントに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) トリートメント剤に配合されているカチオン界面活性剤は、毛髪の補修作用
にすぐれている。
(2) トリートメント剤は、加温して用いることにより、浸透が促進される。
(3) トリートメント剤は、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがある。
(4) プレトリートメントは、パーマネントウェーブやヘアカラーの施術前に行わ
れる。
1 1-49,50,53,54,142
29回 ヘアトリートメント剤に関する次の文章の( )内に入る語句の組
合せのうち、正しいものはどれか。
「PPTトリートメントは、毛髪への( A )が高い( B )を高濃度に配合
しているため、( C )作用にすぐれている。」
A B C
(1)水分保持能力 ─ ヒアルロン酸 ─――― 保護
(2)帯電防止効果 ─ カチオン界面活性剤 ─ 補修
(3)親水性 ─――― ポリペプチド ──―── 補修
(4)親油性 ─――― ラノリン ――─―── 保護
3 1-50
32回 トリートメントに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) プレトリートメントは、パーマネントウェーブやヘアカラーの施術前に行
い、毛髪を保護して損傷の拡大を防ぐ。
(2) オイリー・スキャルプ・トリートメントは、乾燥している頭皮に油分を補
うために行う。
(3) PPTトリートメントは、親水性の高いポリペプチドを用いており、毛髪の損
傷補修作用に優れている。
(4) オイルトリートメントは、加温して用いることにより浸透が促進され、油分
が補われる。
2 1-50,53,54,57
35回 ヘアトリートメント技術に関する次の記述のうち、スクランチに該当す
るものはどれか。
(1) 手のひらの中で毛髪を包み込むようにして、ヘアトリートメント剤を手早く
必要な部位にもみこむ。
(2) 手でストランドをにぎるようにして、両手で交互にスルーし、ヘアトリート
メント剤を毛髪内部へ押し込み、毛髪表面を整える。
(3) 人差し指と中指でストランドをはさみ、両手で交互にスルーし、ヘアトリー
トメント剤をなじませながら、毛髪表面を整える。
(4) ストランドを軽く持ち上げ、ウェーブヘアーのカールを壊さないように、ゆ
っくり握るようになじませる。
4 1-55
5 スキャルプトリートメント
30回 スキャルプトリートメントに関する次の記述のうち、化学的な方法に該
当するものはどれか。
(1) ヘアトニック、スキャルプトリートメント剤などを使用し、頭皮及び毛髪の
生理機能を健康に保持する方法
(2) スチームタオルやヘアスチーマーなどの湿熱、あるいは遠赤外線などの温熱
を利用する方法
(3) スキャルプマッサージによる方法
(4) ブラシを使用する方法
1 1-56
34回 スキャルプトリートメントの要素に関する次の記述のうち、化学的な方
法に分類されるものはどれか。
(1)ブラシを使用する方法
(2)スキャルプマッサージによる方法
(3)ヘアトニックを使用する方法
(4)ヘアスチーマーの湿熱を利用する方法
3 1-56
40回 スキャルプトリートメントを施す場合の化学的な方法は、次のうちどれ
か。
(1)ヘアトニックを使用する。
(2)スキャルプマッサージを行う。
(3)ブラシを使用する。
(4)ヘアスチーマーなどの湿熱を利用する。
1 1-56
47回 次のスキャルプトリートメントの方法のうち、化学的方法に分類される
ものはどれか。
(1) ブラッシングによる方法
(2) スキャルプマッサージによる方法
(3) ヘアトニックを用いる方法
(4) ヘアスチーマーの湿熱を用いる方法
3 1-56
26回 頭皮の皮脂の分泌が過多の場合に行うスキャルプトリートメントは、次
のうちどれか。
(1) オイリー・スキャルプ・トリートメント
(2) ダンドラフ・スキャルプ・トリートメント
(3) ドライ・スキャルプ・トリートメント
(4) ノーマル・スキャルプ・トリートメント
1 1-57
25回 スキャルプマッサージの基本手技の打法と特徴に関する次の組合せのう
ち、正しいものはどれか。
(1) ハッキング ―― 両手の指間を開け、手掌の外側で軽く交互に叩打する。
(2) タッピング ―― 手掌をカップ状にくぼませて手の甲で頭、首、肩をリズ
ミカルに叩く。
(3) カッピング ―― 指の掌面を用いて頭をはじくように叩打する。
(4) ビーティング ― 手掌で平均的に刺激を与えるように叩打する。
1 1-62
31回 スキャルプマッサージ技術の揉捻(じゅうねん)法に関する次の記述のう
ち、正しいものはどれか。
(1) 4指と母指を用いてもみほぐす。
(2) 手掌、4指、母指を用いて強くこする。
(3) 指の掌面を用いて、頭をはじくように叩打する。
(4) 手掌を用いて、左右の側頭部を圧迫する。
1 1-60,61
41回 スキャルプマッサージの基本手技に関する次の記述のうち、正しいものは
どれか。
(1) 揉捻(じゅうねん)は、両手掌を左右の耳介部にかぶさるように置き、指先
が頭皮に触れる瞬間に力を入れてつまみ上げ、指先全体で円を描くように頭
頂部までもんでいく手技。
(2) 振動法は、強く頭皮を押し、手から急に力を抜く勢いで頭皮を強くこする手
技。
(3) 打法のハッキングは、指の掌面を用いて頭をはじくように叩打(こうだ)す
る手技。
(4) 打法のタッピングは、両手の指聞を開け、手掌の外側面で軽く交互に叩打す
る手技。
1 1-60,61,62
46回 次のうち、スキャルプマッサージ手技の打法に該当しないものはどれ
か。
(1) タッピング (2) ハッキング
(3) カッピング (4) ストローキング
4 1-60,61,62
48回 次のうち、スキャルプマッサージの基本手技の揉燃法(じゅうねんほう)
[ペトリサージュ]に該当するものはどれか。
(1) 皮膚を押さえつけながら強く擦る。
(2) 指先だけでなく腕全体で、皮膚や下部組織に振動を伝える。
(3) 圧迫することで充血を調節し、刺激する。
(4) 4指と母指を用いてもみほぐす。
4 1-60,61
36回 スキャルプマッサージ手技の打法に関する次の記述のうち、正しいもの
はどれか。
(1)タッピングは、手掌をカップ状にくぼませて両手を軽く握り、手の甲で頭、
首、肩をリズミカルに叩打する。
(2)ハッキングは、両手の指間を開け、手掌の外側面で軽く交互に叩打する。
(3)カッピングは、こぶしで叩打する。
(4)ビーティングは、指の拳面を用いて頭をはじくように叩打する。
2 1-62
49回 ヘッドスパに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) シャンプーだけでは取り除けない毛穴の老廃物を取り除き、頭皮ケアを行
う。
(2) 血行を促進させ、新陳代謝を高めるために、頭部のマッサージを行う。
(3) 頭皮環境の改善が目的なので、髪質改善のためのトリートメントは同時に
行わない。
(4) 施術中に、音やアロマなどでリラックスしてもらう。
3 1-65
出典
公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/