第24回
第24回美容師国家試験
(2011年9月4日実施)
[関係法規・制度]
問題1 保健所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)保健所の事業は、高齢化社会に対応するため、福祉・介護行政に重点をお
いている。
(2)保健所の役割について定めている法律は、地域保健法である。
(3)保健所には、美容所の立入検査を行う環境衛生監視員が配置されている。
(4)保健所の事業のひとつに、感染症その他の疾病の予防に関する事項があ
る。
1
問題2 美容師の免許に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)免許は、一度与えられれば、取消処分を受けない限り、生涯にわたって有
効である。
(2)免許は、美容師試験に合格した者の申請に基づいて与えられる。
(3)免許を与えるのは、都道府県知事である。
(4)美容師試験に合格した者であっても、欠格条件に該当する者には免許が与
えられないことがある。
3
問題3 管理美容師に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 美容所の開設者は、自ら管理美容師となることはできない。
b 従業者が何人いても美容師が1人しか従事していない美容所には、管理美容
師を置かなくてもよい。
c 管理美容師は、美容師の免許を受けた後3年以上美容の業務に従事し、
かつ、厚生労働大臣の定める基準に従い、都道府県知事が指定した講習会
の課程を修了したものでなければならない。
d 管理美容師は、2か所まで美容所の管理美容師を兼ねることができる。
(1)aとb (2)bとc
(3)cとd (4)aとd
2
問題4 美容所の開設に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)美容所の開設のための検査は、開設後に従事する予定の美容師が立ち会わ
なければならない。
(2)美容所の開設者について相続があったとき、相続人は、改めて検査を受け
確認されなければその美容所を使用することができない。
(3)美容所を開設するためには、その届出とさらに検査を受けるための届出が
必要である。
(4)美容所の開設のための検査は、消毒設備が設けられているか、照明・換気
が十分かなど、構造設備が衛生措置を講じるのに適しているか確認するも
のである。
4
問題5 美容師法に基づく施設の閉鎖命令に関する次の記述のうち、正しいもの
の組合せはどれか。
a 美容師が伝染性の疾病にかかり、その就業が公衆衛生上不適当と認められる
ときは、期間を定めてその美容所の閉鎖を命じられることがある。
b 美容所の開設者が、美容師でない者に美容の業を行わせたときは、期間を定
めてその美容所の閉鎖を命じられることがある。
c 美容所の開設者が、美容所に衛生上必要な措置を講じなかったときは、期間
を定めてその美容所の閉鎖を命じられることがある。
d 美容所の開設者が、環境衛生監視員の立入検査を正当な理由なく拒んだり、
妨げたりしたときは、期間を定めてその美容所の閉鎖を命じられることが
ある。
(1)aとb (2)bとc
(3)cとd (4)aとd
2
[衛生管理]
[公衆衛生・環境衛生]
問題6 ビタミンとその欠乏症に関する次の組合せのうち、正しいものはどれ
か。
(1)ビタミンA ─── 壊血病
(2)ビタミンB1 ─── 脚気
(3)ビタミンC ─── 夜盲症
(4)ビタミンD ─── ペラグラ
2
問題7 老年人口の対象年齢は、次のうち何歳以上か。
(1)60歳
(2)65歳
(3)70歳
(4)75歳
2
問題8 炭水化物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)炭水化物は、活動のエネルギー源である。
(2)炭水化物は、糖類ともよばれる。
(3)炭水化物は、過剰に摂取されると一部は脂肪に変化し、体内にたくわえら
れる。
(4)炭水化物は、体内で消化されてアミノ酸になる。
4
問題9 多くの人がいる狭い室内の空気環境に関する次の記述のうち、正しいも
のの組合せはどれか。
a.臭気が減少する。
b.一酸化炭素が減少する。
c.二酸化炭素が増加する。
d.湿度が増加する。
(1)aとb (2)bとc
(3)cとd (4)aとd
3
問題10 上下水道に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)給水人口5,001人以上を簡易水道という。
(2)人が飲むために供給される水を上水という。
(3)人が利用を終えた水を下水とよぶ。
(4)BODとは、生物化学的酸素要求量のことである。
1
[感染症]
問題11 抗生物質であるペニシリンの発見者は、次のうち誰か。
(1)パスツール (2)コッホ
(3)フレミング (4)ジェンナー
3
問題12 感染症と病原体に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれ
か。
(1)コレラ ──────────── 細菌
(2)インフルエンザ ──────── ウイルス
(3)トラコーマ(トラホーム) ─── クラミジア
(4)ラッサ熱 ─────────── 原虫
4
問題13 飛沫感染や空気感染により伝播する感染症は、次のうちどれか。
(1)狂犬病 (2)麻しん
(3)腸チフス (4)B型肝炎
2
問題14 わが国の予防接種に関する次の記述のうち、誤っているものはどれ
か。
(1)後天性免疫不全症候群(エイズ)に対しては、任意の予防接種で行われて
いる。
(2)急性灰白髄炎(ポリオ)に対しては、予防接種法に基づき経口接種で行わ
れている。
(3)風しんに対しては、定期の予防接種で行われている。
(4)乳児期のジフテリア、百日ぜき及び破傷風に対しては、混合ワクチンが用
いられている。
1
問題15 感染症の予防を規定していない法律は、次のうちどれか。
(1)予防接種法
(2)検疫法
(3)健康増進法
(4)学校保健安全法
3
[衛生管理技術(消毒法)]
問題16 消毒薬の特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)次亜塩素酸ナトリウムは、特有な塩素臭があり、殺菌と同時に漂白と防臭
の作用がある。
(2)逆性石けんは、細菌の栄養型だけではなく、芽胞型やウイルスにも効果を
示す。
(3)両性界面活性剤は、普通の石けんと併用しても殺菌力が低下しない。
(4)エタノールは、結核菌やウイルスだけではなく、芽胞に対しても効果を示
す。
1
問題17 熱による殺菌に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せの
うち、正しいものはどれか。
「殺菌の仕組みは、( A )の熱変性によるもので、その温度は水分含有
量が( B )ほど高くなり、変性時間が( C )なる。」
A B C
(1)核酸 ───── 多い ─── 短く
(2)タンパク質 ── 多い ─── 短く
(3)核酸 ───── 少ない ── 長く
(4)タンパク質 ── 少ない ── 長く
4
問題18 美容の業務上、利用できる消毒法に関する次の記述のうち、誤って
いるものはどれか。
(1)理学的消毒法には、熱や紫外線を利用する方法がある。
(2)理学的消毒法のうち、血液が付着またはその疑いのある器具を消毒できる
のは煮沸である。
(3)化学的消毒法のうち、薬液を含ませた綿またはガーゼで器具の表面を拭く
方法は、エタノールの他に逆性石けんやグルコン酸クロルヘキシジンも
認められている。
(4)化学的消毒法のうち、血液が付着またはその疑いのある器具を消毒できる
薬品は、次亜塩素酸ナトリウムとエタノールである。
3
問題19 タオルの消毒に適用できない消毒法は、次のうちどれか。
(1)煮沸消毒
(2)紫外線消毒
(3)蒸気消毒
(4)次亜塩素酸ナトリウム消毒
2
問題20 消毒薬使用液(希釈液)の調製に関する次の記述のうち、正しいも
のはどれか。
(1)10%逆性石けん液5mlに水を加え、0.2%逆性石けん水溶液500mLを調製し
た。
(2)20%グルコン酸クロルヘキシジン溶液5mLに水を加え、0.1%グルコン酸ク
ロルヘキシジン水溶液1000mLを調製した。
(3)0.2%両性界面活性剤水溶液500mLを調製するためには、10%両性界面活性
剤溶液は20mLが必要である。
(4)0.05%次亜塩素酸ナトリウム水溶液1000mLを調製するためには、5%次亜
塩素酸ナトリウム溶液は20mLが必要である。
2
[美容保健]
[人体の構造および保健]
問題21 筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)心筋は、不随意筋である。
(2)骨格筋は、胃腸や血管の筋肉である。
(3)平滑筋は、随意筋である。
(4)平滑筋は、横紋筋である。
1
問題22 副交感神経が優位に機能すると起こる現象は、次のうちどれか。
(1)気管支の収縮
(2)消化管運動の減弱
(3)脈拍数の増加
(4)瞳孔の散大
1
問題23 血液の循環経路として正しいものは、次のうちどれか。
(1)左心室 → 肺動脈 → 肺の毛細血管 → 大動脈 → 左心房
(2)左心室 → 大動脈 → 全身の毛細血管 → 大静脈 → 右心房
(3)右心室 → 大静脈 → 肺の毛細血管 → 大動脈 → 左心房
(4)右心室 → 大動脈 → 全身の毛細血管 → 肺動脈 → 左心房
2
問題24 腸の運動にあてはまらないものは、次のうちどれか。
(1)蠕動運動(ぜんどう)
(2)分節運動
(3)嚥下運動(えんげ)
(4)振子運動(ふりこ)
3
問題25 体内の腺は、内分秘腺と外分泌腺に分けられる。外分泌腺から分泌
される物質は、次のうちどれか。
(1)サイロキシン
(2)オキシトシン
(3)成長ホルモン
(4)唾液
4
[皮膚科学]
問題26 皮膚の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)皮膚は表面より、表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできている。
(2)表皮の顆粒細胞、有棘細胞(ゆうきょく)、基底細胞は、角化に関係する
細胞である。
(3)真皮内の繊維成分は、大部分が膠原線維(こうげん)である。
(4)皮下組織には、脂腺から分泌された脂肪がたくわえられている。
4
問題27 皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)頭毛は、成長期が短く、休止期が長い。
(2)爪は、爪根の基部にある爪母で作られる。
(3)毛髄質の細胞は、メラニンという色素を産生している。
(4)いわゆるトリハダ反応は、アポクリン腺の収縮により起こる。
2
問題28 皮膚及び皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤ってい
るものはどれか。
(1)正常な皮膚の表面は、酸性に保たれている。
(2)脂腺の発育は、男性ホルモンの影響を強く受ける。
(3)皮膚で体温調節を主に行っているのは、脂腺である。
(4)日焼け止めクリームは、皮膚に対する紫外線の影響を少なくする。
3
問題29 皮膚及び皮膚付属器官の保険に関する次の記述のうち、誤っているも
のはどれか。
(1)老化により膠原線維が変化すると、皮膚のしわが増える。
(2)爪は、老化により乾燥し、縦みぞが著しくなる。
(3)荒れ性の皮膚では、通常、角質層の水分が減少している。
(4)肝臓に障害があって黄疸になると、皮膚が黄色になる。
1
問題30 皮膚疾患と病原体に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
(1)頭部白癬(シラクモ) ─────── ダニ
(2)アタマジラミ症 ────────── カンジダ
(3)尋常性毛瘡(カミソリカブレ) ─── 化膿菌
(4)円形脱毛症 ──────────── ウイルス
3
[美容の物理・化学]
問題31 セルシウス温度(℃)で20℃を絶対温度(K)を用いて表したとき
の値は、次のうちどれか。
(1)293K (2)296K
(3)300K (4)303K
1
問題32 電流の作用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)電池は、電流の化学作用を利用したものである。
(2)電気ポットは、電流の熱作用を利用したものである。
(3)扇風機は、電流の磁気作用を利用したものである。
(4)金属の電解精錬は、電流の熱作用を利用したものである。
4
問題33 有機化合物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)ベンゼンは、最も簡単な構造をもつ炭化水素である。
(2)有機化合物は、構成成分として必ず炭素を含有している。
(3)有機化合物の種類は、無機化合物の種類に比べて少ない。
(4)有機化合物の大部分は、イオン化合物であり、水に溶ける。
2
問題34 燃焼に関する次の記述のうち、燃焼条件に該当しないものはどれか。
(1)燃料となる可燃性物質が存在すること。
(2)酸素が十分に供給されること。
(3)二酸化炭素が十分に供給されること。
(4)可燃性物質の温度が発火点以上にあること。
3
問題35 硬水に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)硬水中では、石けんはよく泡立ち、効果的な洗浄作用を発揮する。
(2)一時硬水は、煮沸するだけで軟化し、軟水となる。
(3)硬水は、カリウムイオンやナトリウムイオンを多量に含有する。
(4)永久硬水は、カリウムやナトリウムを硫酸塩や塩化物の形で多量に含有す
る。
2
問題36 石けんの製造に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せの
うち、正しいものはどれか。
「一般の石けんは、油脂に( A )を加えて( B )する( C )
とよばれる方法で製造される。」
A B C
(1)酸 ───── 中和 ──── 塩析法
(2)アルカリ ── 加水分解 ── けん化
(3)酸 ───── 中和 ──── けん化
(4)アルカリ ── 加水分解 ── 乳化
2
問題37 エアゾール製品に関する次の文章の( )内に入る語句の組合
せのうち、正しいものはどれか。
「エアゾール製品の噴射剤としては、現在ジメチルエーテル(DME)や
( A )の( B )が用いられており、( C )の危険性がある
ので、取扱いに注意しなければならない。」
A B C
(1)可燃性 ─── 液化フロンガス ─── 引火や爆発
(2)難燃性 ─── 液化フロンガス ─── 刺激や中毒
(3)可燃性 ─── 液化石油ガス ─── 引火や爆発
(4)難燃性 ─── 液化石油ガス ─── 刺激や中毒
3
問題38 酸化剤と還元剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)パーマネントウェーブ用剤の第1剤(1液)に使用されているチオグリ
コール酸は、酸化剤である。
(2)パーマネントウェーブ用剤の第2剤(2液)に使用されているチオグリ
コール酸は、還元剤である。
(3)パーマネントウェーブ用剤の第2剤(2液)に使用されている過酸化水
素水は、還元剤である。
(4)ブリーチ剤や染毛剤に使用されている過酸化水素水は、酸化剤である。
4
問題39 香粧品に用いられる油脂に関する次の組合せのうち、誤っているも
のはどれか。
(1)植物油 ─── オリーブ油
(2)植物脂 ─── ヤシ油
(3)動物油 ─── ミンク油
(4)動物脂 ─── モクロウ
4
問題40 香粧品に用いられる物質とその主な配合目的に関する次の組合せの
うち、誤っているものはどれか。
(1)システイン及びその塩類 ───── 酸化剤
(2)ベンゾフェノン誘導体 ────── 紫外線吸収剤
(3)ジブチルヒドロキシトルエン ─── 酸化防止剤
(4)パラフェノールスルホン酸亜鉛 ── 収れん剤
1
[美容理論]
問題41 美容用具に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)クリッパーは、シザーズと同じようにスライスした毛束をカットすること
ができる。
(2)トリマーは、刃が小さくネープ処理に適している。
(3)レザーの刃は、内曲線状のものが適している。
(4)シザーズは、母指で操作するほうの刃が動刃となる。
3
問題42 リンス剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)リンス剤は、頭毛のpHと同じ弱酸性のものが望ましい。
(2)ヘアカラー施術後には、酸性に傾いた頭毛のpHを元に戻すため、アルカリ
性のリンス剤を用いる。
(3)配合されたアミノ酸は、毛表面に被膜を作り、静電気を防止して柔らかな
手触りにする。
(4)乾性の頭皮には、湿潤効果のあるジンクピリチオンが配合されたリンス剤
を用いる。
1
問題43 シザーズによるカット技法に関する次の記述のうち、正しいものの
組合せはどれか。
a ブラントカットは、毛髪を直線でぶつ切りにする技法である。
b ストロークカットは、1回ごとにシザーズを開閉させながら動かし、毛髪を
削りとっていく技法である。
c クリッピングカットは、カッティングされたラインをさらにカットし、修整
して仕上げる技法である。
d ポインティングカットは、毛髪の流れを変えずに、毛量を少なくする技法で
ある。
(1)aとb (2)bとc
(3)cとd (4)aとd
1
問題44 パーマネントウェーブに関する次の記述のうち、正しいものはどれ
か。
(1)施術前に使用するシャンプー剤は、オイル分の多いものは適さない。
(2)施術前の毛髪診断は、シャンプー前に一度だけ行えばよい。
(3)撥水性毛は、吸水性毛と比べて薬液の吸収は悪いが、パーマネントウェ
ーブのかかりはよい。
(4)ワインディングをするためのテンションは、パーマネントウェーブのか
かり方に影響しない。
1
問題45 下図は、ストランドカールのベースを表したものである。ステムを
オーバーラップさせやすいため、仕上がりが割れにくくなるのは、
次のうちどれか。
(1)スクエアベース
(2)オブロングベース
(3)トライアンギュラーベース
(4)パラレログラムベース
4
問題46 ヘアカラーの種類に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
(1)永久染毛剤 ─── カラースティック
(2)半永久染毛剤 ── ヘアマニキュア
(3)一時染毛料 ─── ヘアブリーチ
(4)酸化染毛剤 ─── カラーリンス
2
問題47 フェイシャルマッサージの施術に関する次の文章の( )内に
入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「技術者は、肩や指先の力を抜き、客の呼吸に合わせた( A )呼吸で、
吐くときは( B )、吸うときは( C )のリズムでゆったりとし
たテンポで行う。」
A B C
(1)腹式 ─── 軽く ─── 重く
(2)胸式 ─── 重く ─── 軽く
(3)胸式 ─── 軽く ─── 重く
(4)腹式 ─── 重く ─── 軽く
4
問題48 マニキュア技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)古いエナメルは、キューティクルリムーバーで取り除く。
(2)爪の形と長さは、エメリーボードで整える。
(3)爪からはみ出たエナメルは、ネイルバッファーで取り除く。
(4)ベースコートは、エナメルを保護し艶を与えるために塗る。
2
問題49 メイクアップのリップの描き方に関する次の記述のうち、誤ってい
るものはどれか。
(1)上唇の山の部分と下唇の部分の厚みを同じにする。
(2)口角は上下の厚みを同じにする。
(3)口紅を上下の唇の口角でつなぐ。
(4)下唇から描き始め、中央から口角に向かって描く。
4
問題50 帯に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)腹合わせ帯は、表裏とも両面締められる帯で小紋、紬などに合わせる。
(2)角帯は、男性用の帯で、一般的な帯幅は約9~10cm、丈は4m前後である。
(3)半幅帯は、着物の裾を腰でたくし上げるために用いる帯である。
(4)袋帯は、表地と裏地を袋状に仕立てた帯である。
3
出典
公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/